中公文庫7月。「仏印進駐をめぐる混乱は、前段階の陸軍のドイツ迎合やそれに同調する海軍部員の横紙破りへの対立として顕在化していた。本書中盤以降では、フランスとの平和的進駐の合意を現地陸軍が無視して…」
⇒大井篤
『統帥乱れて 北部仏印進駐事件の回想』 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784122072275…

posted at 23:47:54

「…無理矢理に戦闘行為に入ろうとするのを、海軍が陸軍上陸部隊船団から護衛艦を撤退させるという非常手段まで執って阻止する顛末が描かれる。その後も、策謀が渦巻き、ついに遣支艦隊に「協力不可能、離脱セヨ」との命令が下されるが……。 …」

posted at 23:48:18

「…一参謀の視点に徹することで「仏印進駐の〝失敗の本質〟」が浮かび上がる迫真の記録。
半藤一利による著者インタビューを付す。
〈解説〉大木　毅」

posted at 23:48:19

それにしても、中公文庫は毎月、本当に売れているのか心配になるほど渋いタイトルが並ぶな。

posted at 23:49:23

個人的にはとてもうれしいものが並ぶのだけど。

posted at 23:49:53