2022年6月22日に紹介した 木村 敏/著 「異常の構造」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 異常の構造 |
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著者 | 木村 敏/著 |
出版社 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-528945-7 |
価格 | 946 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年8月11日 |
サイズ | 文庫 |
ページ数 | 200 ページ |
Cコード | C0110 (一般, 文庫, 哲学) |
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講談社学術文庫8月。「臨床の場に身を置きつづけながら、綺羅星のような著作および翻訳を遺した稀代の精神病理学者木村敏(1931-2001年)。その創造性は世界的に見ても人後に落ちない。著者の名を世に広く知らしめるとともに、…」
⇒木村敏
『異常の構造』 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065289457…
posted at 22:06:52
「…社会精神医学的な雰囲気を濃く帯びていることで、数ある著作のなかでもひときわ異彩を放つ名著に、畏友・渡辺哲夫による渾身の解説を収録。
「異常」が集団のなかでいかに生み出され、また「異常」とされた人々のうちでなにが生じているのか、社会および個人がはらむ「異常の構造」が…」
posted at 22:07:59
「…克明に描かれる。私たちはなぜ「異常」、とりわけ「精神の異常」に対して深い関心と不安を持たざるを得ないのか。「自然は合理的である」という虚構に支配された近代社会が、多数者からの逸脱をいかに異常として感知し排除するのか。同時に患者のうちで「常識の枠組み」はどのように解体され…」
posted at 22:07:59
「…またそのことがなぜ「正常人」の常識的日常性を脅かさずにはおかないのか――
「あとがき」に刻印された「正常人」でしかありえない精神科医としての著者の葛藤は、社会における「異常」の意味を、そして人間が生きることの意味を今なお私たちに問いかけ続けている。(原本:講談社現代新書,1973年)」
posted at 22:08:00
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