2022年7月13日に紹介した 谷原 吏/著 「<サラリーマン>のメディア史」についての記事です。
書誌情報
タイトル | <サラリーマン>のメディア史 |
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著者 | 谷原 吏/著 |
出版社 | 慶應義塾大学出版会 |
ISBN | 978-4-7664-2832-2 |
価格 | 2,640 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年8月4日 |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 292 ページ |
Cコード | C0036 (一般, 単行本, 社会) |
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目次あり。「大衆化 と 差異化…。「普通の人々」の昭和・平成を描く。
「サラリーマン」という戦後の成人男性の典型的な表象が揺らぎつつある昨今。昭和・平成の映画、雑誌、ドラマ、漫画など……」
⇒谷原吏
『〈サラリーマン〉のメディア史』
慶應義塾大学出版会 https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766428322/…
posted at 23:41:56
「…サラリーマンがサラリーマンをまなざすメディアの分析を通じ、大衆化と差異化という視点から、日本社会を支える〈普通の人々〉の通史を描く。
▼我らしがない「サラリーマン」なのか?」
posted at 23:42:12
「「サラリーマン」という言葉を聞いた時に、皆さんは何をイメージするだろうか。
やや古い響きがあるかもしれない。現在であれば、ビジネスパーソンや会社員と言った方が一般的だろう。
それでも本書は、あえて「サラリーマン」という言葉を使っている。…」
posted at 23:42:40
「…なぜならば、「サラリーマン」という言葉が、戦後日本社会において典型的な成人男性を表象するイメージとして定着していたからである。
「サラリーマン」という言葉に違和感があるのであれば、適宜、ビジネスパーソンや会社員と読み替えてもらってもかまわない。…」
posted at 23:42:41
「…本書はスーツを着て職場に毎朝通勤し、仕事をする…このような、日本社会を支える多くの人のメディア史を描くものである。」
posted at 23:42:41
…
3章 1950年代及び60年代におけるサラリーマンイメージの変容過程―東宝サラリーマン映画を題材として
4章 「サラリーマン」と雑誌―1980年代における「知」の変容
5章 「サラリーマン」を支えた上昇アスピレーション―1980年代以降のビジネス雑誌
…
posted at 23:44:44
…
6章 処世術言説は、誰がどのように読んでいるのか
7章 メディア史の中の『課長 島耕作』と『半沢直樹』
8章 「サラリーマン」のメディア史における「大衆化」と「差異化」の過程
あとがき
posted at 23:44:44
“〈サラリーマン〉のメディア史”とタイトルだけ見て、BLのリーマンものとかもでてくるのかな?とか一瞬考えたけど、戦前からの骨太な研究のようだ。
posted at 23:48:36
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