日本のヴァイオリン史

2022年8月5日に紹介した 梶野 絵奈/著 「日本のヴァイオリン史」についての記事です。

書誌情報

タイトル 日本のヴァイオリン史
著者 梶野 絵奈/著
出版社 青弓社
ISBN 978-4-7872-7450-2
価格 2,200 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年9月27日
サイズ A5 判
ページ数 180 ページ
Cコード C0073 (一般, 単行本, 音楽・舞踊)

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@nekonoizumi

「ヴァイオリンは、16世紀に北イタリアでその原型となる楽器が生み出されて以来、ヨーロッパの芸術音楽で中心的な役割を担ったのはもちろん、世界各地でジェンダーや階層を超えて…」
⇒梶野絵奈
『日本のヴァイオリン史 楽器の誕生から明治維新まで』
青弓社 www.hanmoto.com/bd/isbn/978478

posted at 23:45:16

@nekonoizumi

「…多くの人々に演奏されてきた。では、ヴァイオリンは日本でどのように受容されたのだろうか。

16世紀から17世紀にかけてのヴァイオリンの原型やそれに類似する楽器の足跡をたどり、近世日本にキリスト教の宣教師によって日本に持ち込まれたことを確認する。…」

posted at 23:46:17

@nekonoizumi

「…そして、鎖国期日本の長崎・出島で「黒坊」と呼ばれたインドネシアからの「奴隷」によってヴァイオリンが演奏されたことを掘り起こし、インドネシアでのヴァイオリンの演奏実践にも光を当てて、非ヨーロッパ文化圏での受容を明らかにする。加えて、黒船来航以降の事例として、…」

posted at 23:46:17

@nekonoizumi

「…来日したヴァイオリニストによる長崎での初コンサートや横浜の外国人居留地での音楽活動にも目を向けて、明治維新前後の受容にも迫る。

ヴァイオリンは日本では明治維新前後に普及し始めたが、これまでは「クラシック音楽を演奏する楽器」「西洋文化への憧れ」などの視点で語られてきた。…」

posted at 23:46:18

@nekonoizumi

「…本書では、西洋音楽受容史としてではなく、人々が従来からの価値観や音楽習慣、箏・三味線などの芸能実践を踏まえて「楽器としてのヴァイオリン」にどのように携わり、どのような営みをおこなっていたのかを掘り起こす。カラーも含め、貴重な図版も多数所収。」

posted at 23:46:18

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