個性という幻想

2022年8月25日に紹介した ハリー・スタック・サリヴァン/著,阿部 大樹/編集・翻訳 「個性という幻想」についての記事です。

書誌情報

タイトル 個性という幻想
著者 ハリー・スタック・サリヴァン/著,阿部 大樹/編集・翻訳
出版社 講談社
ISBN 978-4-06-529728-5
価格 1,265 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年10月13日
サイズ 文庫
ページ数 296 ページ
Cコード C0147 (一般, 文庫, 医学・歯学・薬学)

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@nekonoizumi

講談社学術文庫10月。目次あり。
「生前にはアメリカの医学界を陰で支配しているとまで言われながら、没後はその名さえ忌み嫌われたハリー・スタック・サリヴァン(1892―1949)。…」
⇒ハリー・スタック・サリヴァン/阿部大樹編訳
『個性という幻想』 www.hanmoto.com/bd/isbn/978406

posted at 23:35:10

@nekonoizumi

「…1970年代にアメリカ精神医学の源流として再評価され、さらに近年、人間社会と精神疾患の関係を論じた先駆者として再注目される精神医学者の、本邦未訳の論考を中心とした著作集。
サリヴァンが生涯をかけて訴えたのは、人間同士の差異よりも、互いを結び付けているものに着目することの…」

posted at 23:36:09

@nekonoizumi

「…重要性だった。患者一人ひとりを診るのではなく、「人口集団に対する精神医学」を唱えたのである。しかし、「個性とは幻想である」という見解は当時、あまりにラディカルでほとんど危険思想のように受け取られた。今世紀になり、「トラウマ理論」や「発達病理学」といった…」

posted at 23:36:09

@nekonoizumi

「…学際的研究領域が確立してようやく、サリヴァンの提出した課題に科学として取り組めるようになったのである。
本書は、初出出典に基づいて訳出した日本語版オリジナルの論集で、徴兵選抜、戦時プロパガンダ、反ユダヤ主義、国際政治など、実社会に関する特に重要なものを選んだ。…」

posted at 23:36:10

@nekonoizumi

「…収録した12編のうち11編は、日本で唯一未訳だった“The Fusion of Psychiatry and SocialSciences” にも収められている。」

posted at 23:36:10

@nekonoizumi

第二部 精神医学の応用
プロパガンダと検閲
反ユダヤ主義
精神医療と国防
戦意の取扱いについて
リーダーシップの機動化
緊張――対人関係と国際関係

posted at 23:36:20

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