2022年6月11日に紹介した 向井 淨/著 「絵で見るさく岩機200年の系譜」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 絵で見るさく岩機200年の系譜 |
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著者 | 向井 淨/著 |
出版社 | AIRE Design |
ISBN | 978-4-910784-00-7 |
価格 | 5,500 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年9月1日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 312 ページ |
Cコード | C3053 (専門, 単行本, 機械) |
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タイトル通り、削岩機(ロックドリル)の歴史の中の各機を語る本のようだ。日本発破・破砕協会のサイトにサンプルページなど紹介記事がある。A5判/311ページ/5,500円(税込)。
⇒向井淨
『絵で見る さく岩機200年の系譜』
AIRE Design https://honto.jp/netstore/pd-book_31760154.html… https://www.happakk.com/2022/02/17/%e2%96%a02022%e5%b9%b42%e6%9c%8817%e6%97%a5%ef%bc%88%e6%9c%a8%ef%bc%89%e3%80%8c%e7%b5%b5%e3%81%a7%e8%a6%8b%e3%82%8b%e3%80%80%e3%81%95%e3%81%8f%e5%b2%a9%e6%a9%9f200%e5%b9%b4%e3%81%ae%e7%b3%bb%e8%ad%9c/…
posted at 23:21:53
これは欲しいけど悩む。 https://twitter.com/nekonoizumi/status/1535628391067820032…
posted at 23:23:48
追記:2022年9月29日に再度紹介しました
3刷。「「さく岩機」と呼ばれる機械および製造メーカーの200年にわたる歴史をまとめた書籍です。1813(文化10)年3 月、英国人リチャード・トレビシックが発明した高圧蒸気動回転さく岩機にはじまり、…」
⇒向井淨
『絵で見る さく岩機200年の系譜』
AIRE Design https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784910784007…
posted at 23:17:02
「…現在に至るまでの歴史を網羅した書籍は本書が唯一となります。長年、さく岩機業界で活躍した著者ならではの解説記事やエピソードに加え、図版・年表も豊富に掲載しています。本書でしか目にすることのできない写真も多く、資料として貴重なものとなっています。」
posted at 23:17:13
この本、以前もつぶやいたのだけど、3刷で版元ドットコムにも登録されたので、あらためて。
https://twitter.com/nekonoizumi/status/1535628391067820032…
posted at 23:18:28
第1章 さく岩機の歴史
第2章 コンプレッサ(空気圧縮機)の歴史
第3章 ワゴンドリルの歴史
第4章 空圧クローラドリルの歴史
第5章 油圧クローラドリルの歴史
…
posted at 23:19:33
…
第6章 大型ブラストホールドリルの歴史
第7章 油圧・空圧小型ダウンザホールドリルの歴史
第8章 せん孔工具の歴史
第9章 さく岩機・ブラストホールドリルことばの整理
posted at 23:19:34
「さく岩機の歴史は記録に残る発明から約200 年、企業として発展したサイモン・インガソール(1818年~1894年)の発明から見ても約150 年である。1925 年頃にはメーカーが世界で五十数社存在したが、現在では総合的なブラストホールドリルメーカーはスウェーデンのアトラスコプコグループと…」
posted at 23:20:24
「…サンドビックグループ、そして日本の古河機械金属(古河ロックドリル)のみである。社歴もそれぞれ149年、160年、147年(2022年現在)と長寿会社であるのもその特長である。
これらの会社にはそれぞれ立派な社史があるが、残念ながら業界全体を記述した資料は少ないのが実情である。…」
posted at 23:20:24
「…本稿は資料が散逸しないうちにまとめるのが「油圧クローラドリル開発」という現代の技術革新に関わった人間の使命であると考え執筆したものである。」
posted at 23:20:25
一般社団法人日本発破・破砕協会様よりご推薦をいただいております。また、産業遺産情報センター様からも近代日本産業を支えた機械をまとめた書籍としてご評価いただきました。
posted at 23:20:25
この本、自費本的な特有の荒削り感があるのだけど、紹介にある通り、本当に類書のない貴重な資料。
「本書でしか目にすることのできない写真も多く」とあるけど、著者が本人の人脈で直接、各企業から写真提供されたものが多数掲載されているので、確かに他では目にできない写真も多い。
posted at 23:25:20
「産業革命史の中でさく岩機が取り上げられることは、ほとんどないが、ダイナマイトと共にさく岩機とそれに関連する空気圧縮機(コンプレッサ)、せん孔工具の発明と発展は産業革命の陰の立役者だといえる。トンネル工事のみならず、ダムや道路の建設、道路舗装のための路盤材の採掘、…」
posted at 23:30:33
「…有用鉱物採掘のための鉱山採掘、セメント骨材原料である石灰石採掘など、それらの全ては「火薬を込めるために岩盤に円孔をあける」さく岩機の発明なしには成し得なかったことだからである。」(p.4)
posted at 23:30:33
鉄道は勾配やカーブに制限があるため、どうしてもトンネルが多くなり、そのため、トンネル工事のためのさく岩機の発明と発展が、その延伸に関わる事情などにも触れられている。
posted at 23:33:31
ちなみにこの本、書店流通やネット書店に出ていないため、
1.日本発破・破砕協会事務局に電話する
2.協会HPのお問い合わせフォームに電話で指示された事項を記入して購入希望を贈る
3.協会担当者がそれを著者にメールで転送
4.著者から業者に連絡し、本送付
5.同封振込書で支払
で購入できます。
posted at 23:38:21
ネット通販
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