2022年10月20日に紹介した 森口(土屋) 由香/編集,川島 真/編集,小林 聡明/編集 「文化冷戦と知の展開」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 文化冷戦と知の展開 |
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著者 | 森口(土屋) 由香/編集,川島 真/編集,小林 聡明/編集 |
出版社 | 京都大学学術出版会 |
ISBN | 978-4-8140-0437-9 |
価格 | 5,060 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年11月5日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 468 ページ |
Cコード | C3000 (専門, 単行本, 総記) |
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目次あり。「冷戦下、アメリカの文化外交戦略は、アカデミアで生産される純粋科学や工学などの体系的学知、…」
⇒森口(土屋)由香,川島真,小林聡明編
『文化冷戦と知の展開 アメリカの戦略・東アジアの論理』
京都大学学術出版会 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784814004379… https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814004379.html…
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「…そしてジャーナリズム専門職に必要な知に及んだ。その結果形成された「学知」「専門知」は冷戦後も長く東アジアで支配的位置を占め、今日に至る。知のヘゲモニーをめぐる現場は国際政治と無縁ではなく、特に「熱戦」下の分裂状態にある東アジアでは多様な主体が複雑な道を辿った。…」
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「…そこには知の供給者/受容者という二項の見立てや、ナショナルな枠組みでは捉えられない、ダイナミックな実態があった。日・米・中・韓・台湾の研究者があぶり出す新しい冷戦史。」
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序章 [森口(土屋)由香・川島 真・小林 聡明]
第I部 地域研究
第1章 冷戦下台湾の中国研究とアメリカ —フォード財団による中央研究院近代史研究所支援 [川島 真]
第2章 冷戦中の協働 —1945〜1960年のアメリカにおける日本学 [ミリアム・キングズバーグ・カディア]
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第3章 1960年代の日米間における「近代化」論争 —箱根会議における価値体系と歴史認識をめぐる断層 [藤岡 真樹]
第4章 朝鮮に関する知の形成とマッキューン夫妻 —太平洋戦争前後アメリカの学術界と政策立案集団との関係を中心に[小林 聡明]
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Key Note 1 オーラル・ヒストリーとアーカイブによる学知の戦後史 [中生 勝美]
第II部 科学技術
第5章 中国の原子力研究の萌芽 —内戦と冷戦の間で[佐藤 悠子]
第6章 ミシガン記念フェニックス・プロジェクトと台湾—アメリカの公立大学による対外原子力技術援助 [森口(土屋)由香]
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第7章 黄昏の帝国の科学知 —脱植民地化時代の英国の原子力外交 [友次 晋介]
第8章 冷戦空間の再発見 —非武装地帯(DMZ)における生態系調査の科学政治 [文 晩龍]
第9章 開発の殉教者 —台湾の農業開発とベトナム共和国、1959〜1975年 [ジェイムズ・リン]
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Key Note 2 視点としての技術協力 —帝国アジアと冷戦アジア[ヒロミ・ミズノ]
第III部 ジャーナリズム
第10章 米援、台湾のジャーナリズム教育、そして中国系ジャーナリストのトランスナショナル・ネットワーク[藍 適齊]
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第11章 冷戦期香港のジャーナリズム・コミュニケーション教育の形成とアメリカ[張 楊]
第12章 冷戦期米国の教育交流プログラムと韓国ジャーナリズムのアメリカ化 [車 載永]
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第13章 GHQ占領期日本人ジャーナリストのアメリカ招聘プログラム —ロックフェラー財団・コロンビア大学・民間情報教育局 [小林 聡明]
Key Note 3 専門知としての対民活動(Civic Action) —米軍から韓国軍への連鎖 [許 殷]
おわりに
索引
編者・執筆者紹介
posted at 23:38:48
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