目次あり。「忍び寄るヒトラーの影と新たな家族像の模索。子どもの成長に寄り添う自由で風来坊なおじさんとは何者か…」
⇒佐藤文彦
『聖家族の終焉とおじさんの逆襲 両大戦間期ドイツ児童文学の世界』
晃洋書房 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784771036543… http://www.koyoshobo.co.jp/book/b616830.html…

posted at 00:03:27

「…「父なき社会」に現れた“陽気なおじさん”

忍び寄るヒトラーの影と新たな家族像の模索
子どもの成長に寄り添う自由で風来坊なおじさんとは何者か

両大戦間期のドイツ児童文学では，大都市に暮らす子どもを主人公に，近代市民家族モデルに代わる新たな家族像やジェンダー観が…」

posted at 00:04:01

「…模索されるようになる．父なき家庭で子どもに寄り添ったのは，自由で風来坊なおじさんだった．ナチスが台頭しつつある時代に，おじさんが提示したオルタナティブな生き方とは．本書では，これまで紹介されてこなかった多数の作品・作家とともに検討する．」

posted at 00:04:01

序章　両大戦間期とおじさんをめぐる研究前史

第Ⅰ部　おじさん文学論
第１章　おじさん文学論に向けて
第２章　旅するおじさんの文学
第３章　旅するおじさん文学として読むケストナー『五月三五日』
第４章　プロレタリア児童文学に見る父殺しとおじさんの交換
…

posted at 00:05:36

…
第５章　父なき家庭の母娘あるいはおばさん文学の（不）可能性

第Ⅱ部　聖家族から遠く離れて
第６章　季節はずれのクリスマス―― 一九三三年ドイツのふたつのクリスマス児童文学
第７章　ベルリンを移動する子どもたち
第８章　ロマの子との接点
…

posted at 00:05:37

…
第９章　父の世界を継ぐ娘――ナチス少女文学が生まれる時
終章　ヒトラーユーゲントに至る病とおじさんの効能

あとがき
図版出典一覧
索引

posted at 00:05:37

『聖家族の終焉とおじさんの逆襲』というタイトルが、まず、強すぎる。

一見、何の本かわからないレベル。そして続く目次も強い。 https://twitter.com/nekonoizumi/status/1591084194276397059…

posted at 00:06:59

もしかして、何しているかよくわからない「自由で風来坊なおじさん」類型の(少なくとも一部の)淵源は、ここにあるの？

posted at 00:09:25

何度見てもこのタイトルのインパクトが強すぎる。
『聖家族の終焉とおじさんの逆襲』

これで内容が戦間期ドイツの児童文学論とは想像もつくまい。
http://www.koyoshobo.co.jp/book/b616830.html…

posted at 21:39:31