社会派ミステリー・ブーム

2023年2月7日に紹介した 尹 芷汐/著 「社会派ミステリー・ブーム」についての記事です。

書誌情報

タイトル 社会派ミステリー・ブーム
著者 尹 芷汐/著
出版社 花鳥社
ISBN 978-4-909832-55-9
価格 4,950 円 (10% 税込)
発売予定日 2023年3月15日
サイズ A5 判
ページ数 292 ページ
Cコード C1095 (教養, 単行本, 日本文学、評論、随筆、その他)

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@nekonoizumi

目次あり。「犯罪・非行・スキャンダル――事件を描いた物語の流行から、〈生きた戦後史〉が浮かびあがる。…」
⇒尹芷汐
『社会派ミステリー・ブーム 日中大衆化社会と〈事件の物語〉』
花鳥社 www.hanmoto.com/bd/isbn/978490 kachosha.com/books/97849098

posted at 23:10:19

@nekonoizumi

「…松本清張や水上勉、森村誠一などの社会派ミステリー作品は、日本でブームを起こし、その後中国など海外でも流行。その根底にあるものとは何か。
書籍に留まらず、映像化作品や関連する〈事件〉の報道、同時代の言説など、多角的なアプローチで、ブームの構造的解明をめざす。…」

posted at 23:10:20

@nekonoizumi

「… 東アジア文学の全体像を考える。」

「「……社会派ミステリーと、私小説・社会小説・歴史小説などの同時代のほかの文学との違いは、社会性の程度にではなく、ミステリーという類型、言い換えれば「事件」を構築する物語様式にある。 …」

posted at 23:10:20

@nekonoizumi

「…この物語様式こそ、社会派ミステリーが同時代のメディアと読者、観客の視線を引き寄せた要因だという発想はできないだろうか。(中略)
 本書は、従来の「松本清張研究」の成果を踏まえながらも、松本清張文学への評価の更新を目指すのではなく、…」

posted at 23:10:20

@nekonoizumi

「…戦後日本及び東アジアの文化構造的再編成の問題として、社会派ミステリー・ブームを捉え直すことを試みる。」(「序章」より)」

posted at 23:10:21

@nekonoizumi

第三章 「内幕もの」の時代と『日本の黒い霧』

第七章 「事件」と戦争の記憶―鄧友梅『さよなら瀬戸内海』と森村誠一「七三一部隊」シリーズ

第八章 名探偵の「死」とその後―日本の社会派推理小説と中国の法制文学
等々

posted at 23:11:20

@nekonoizumi

昨年から刊行延期が繰り返されていた『社会派ミステリー・ブーム』、遂に詳細情報が登録された。もう少しで出そうだな。 twitter.com/nekonoizumi/st

posted at 23:12:35

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