研究叢書555 『挙白集』評釈 和文篇

2023年2月9日に紹介した 挙白集を読む会/編集 「研究叢書555 『挙白集』評釈 和文篇」についての記事です。

書誌情報

タイトル 研究叢書555 『挙白集』評釈 和文篇
著者 挙白集を読む会/編集
出版社 和泉書院
ISBN 978-4-7576-1061-3
価格 16,500 円 (10% 税込)
発売予定日 2023年2月24日
サイズ A5 判
ページ数 656 ページ
Cコード C3395 (専門, 全集・双書, 日本文学、評論、随筆、その他)

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@nekonoizumi

目次あり。「豊臣秀吉の甥に生まれ、戦国の乱世の中で数奇な運命をたどった木下長嘯子。秀吉存命中は若狭小浜城主・聚楽第歌人として活躍し、…」
⇒挙白集を読む会編著
『『挙白集』評釈 和文篇 』
和泉書院 www.izumipb.co.jp/book/b621999.h

posted at 23:59:39

@nekonoizumi

「…関ヶ原の乱以後は徳川家康に疎まれて隠者として生きた長嘯子の家集『挙白集』巻六~巻十の和文部の評釈と、関連する論考三編を収める。

長嘯子は細川幽斎、松花堂昭乗、小堀遠州、藤原惺窩、林羅山、堀杏庵、松永貞徳ら錚々たる文人と人脈を築き、室町時代東山文化から醸成されて来た…」

posted at 23:59:40

@nekonoizumi

「…日本文化の美意識が開花してゆく時代の中心にいた。その文章は和漢の古典文学を縦横に踏まえつつ創造力に富み、一部保守派から異風で難解と批判されたものの、水戸徳川家に認められ、近世の和文様式の規範と評価された。俳諧への影響も大きく、芭蕉の俳文にも摂取された。…」

posted at 23:59:40

@nekonoizumi

「…本書は、そうした長嘯子の和文の初の本格的注解である。…」

posted at 23:59:41

@nekonoizumi

「…【本文】初版本である慶安二年版本を使用。
【語釈】章句・語彙などの意味、故事及び修辞に基づく表現の典拠を明らかにし、詳細な注を施す。
【通釈】わかりやすい現代語訳。
【余説】執筆の経緯や文章表現上の特色などを解説して読者の鑑賞に備える。」

posted at 23:59:41

@nekonoizumi

木下長嘯子は、その立場のわりに手軽に触れられる本が少ないけど、その内の手軽な優れた一冊が「コレクション日本歌人選」の『木下長嘯子』

大内瑞恵
『木下長嘯子 (コレクション日本歌人選)』
笠間書院 (2012) www.amazon.co.jp/dp/4305706571

posted at 00:02:12

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