「スキャンダル」の時代の知識人と民衆

雨宮 史樹/著 「「スキャンダル」の時代の知識人と民衆」についての記事です。

書誌情報

タイトル 「スキャンダル」の時代の知識人と民衆
著者 雨宮 史樹/著
出版社 有志舎
ISBN 978-4-908672-63-7
価格 6,600 円 (10% 税込)
発売予定日 2023年4月28日
サイズ A5 判
ページ数 288 ページ
Cコード C3021 (専門, 単行本, 日本歴史)

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@nekonoizumi

目次あり。「1918年、東京帝大では宮崎龍介などを中心に、虐げられた民衆の権利獲得を謳う学生団体・新人会が結成された。1920~30年代を大衆社会状況と捉えた彼らは、…」
⇒雨宮史樹
『「スキャンダル」の時代の知識人と民衆 新人会・白蓮事件・アジア主義』
有志舎 www.hanmoto.com/bd/isbn/978490

posted at 23:21:08

@nekonoizumi

「…青年知識人特有の情熱とエネルギーで社会の改良を行うべく奔走する。だが、白蓮事件などの「スキャンダル」を利用した情報操作を含む彼らのメディア戦略は強い啓蒙的性格を帯び、やがて上からの社会統制への志向と表裏一体になっていく。さらにそれは日本の大陸侵略とアジア主義を肯定し、…」

posted at 23:21:08

@nekonoizumi

「…近衛新体制にも連なっていってしまった。より良き社会を目指した青年たちの夢と蹉跌を通して、ついに大衆社会が形成され得なかった戦前日本社会の実像を描き直す。」

posted at 23:21:09

@nekonoizumi

序章 大衆社会化に対する再検討
第一章 「社会」発見の時代と宮崎龍介
第二章 「スキャンダル」から見る一九一〇年代後半の社会構造――差別と断絶――
第三章 青年知識人と白蓮事件
第四章 社会と白蓮事件
第五章 「スキャンダル」が頻発する時代の社会構造――社会にはしる亀裂――

posted at 23:21:09

@nekonoizumi


第六章 大衆社会という幻影――新人会出身者の東アジア観――
第七章 満州事変と「大衆」の発見
終章 形成されえない大衆社会

posted at 23:21:10

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