古代ローマ人は皇帝の夢を見たか

2023年3月14日に紹介した ピーター・トーネマン/著,藤井 千絵/翻訳,藤井 崇/監修 「古代ローマ人は皇帝の夢を見たか」についての記事です。

書誌情報

タイトル 古代ローマ人は皇帝の夢を見たか
著者 ピーター・トーネマン/著,藤井 千絵/翻訳,藤井 崇/監修
出版社 白水社
ISBN 978-4-560-09492-1
価格 4,180 円 (10% 税込)
発売予定日 2023年3月27日
サイズ 四六判
ページ数 344 ページ
Cコード C0022 (一般, 単行本, 外国歴史)

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@nekonoizumi

目次あり。「通例の史料にほとんど残されない、庶民・奴隷の声の宝庫
類例のない貴重な記録を同時代の社会・文化・宗教に位置づけながら…」
⇒ピーター・トーネマン/藤井千絵訳/藤井崇監修
『古代ローマ人は皇帝の夢を見たか アルテミドロス『夢判断の書』を読む』
白水社 www.hakusuisha.co.jp/book/b621480.h

posted at 23:20:50

@nekonoizumi

「…当時の人々の希望と不安、その前提となった価値観を読み解く。

当時の庶民の等身大の姿を生き生きと描き出す

一九七二年、イギリスのある作家が多数のインタビューに基づいて、「国民の三分の一までが王室に関する夢を見たことがある」という結論を導き出した。…」

posted at 23:20:50

@nekonoizumi

「…古代ローマ人は、はたして二十世紀のイギリス人のように、皇帝と食事をする夢を見たのか?
アルテミドロスは、二世紀末~三世紀初めのローマ帝国を生きた小アジア出身のギリシア人で、五巻からなる『夢判断の書』を著した。これは、古典古代の夢と夢判断の実態を伝える、唯一現存する書物で、…」

posted at 23:20:51

@nekonoizumi

「…フロイトやフーコーが大きな関心を寄せた。本書は、これを同時代の社会、文化、宗教に位置づけながら、当時の人々の希望と不安、またその前提となった価値観――身体と自然の捉え方、ジェンダー観、宗教、そして、首都ローマから遠く離れたギリシア文化圏の都市の住民にとって、…」

posted at 23:20:51

@nekonoizumi

「…帝国とは何だったのか――を読み解く。
古代ローマで著述をした人物としては例外的に、アルテミドロスは高度な教養を備えた知識人ではなく、ギリシアの属州エリートの平均的な教養をもち、庶民や奴隷、上流階層出身の運動選手を顧客とした。…」

posted at 23:20:52

@nekonoizumi

「…『夢判断の書』からは、概説書で描かれるものとはまったく違ったローマ帝国の姿が現れるのである。」

posted at 23:20:52

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