2023年3月22日に紹介した ジェイムズ・グリーア/著,高久 桂/翻訳 「楽譜の校訂術」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 楽譜の校訂術 |
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著者 | ジェイムズ・グリーア/著,高久 桂/翻訳 |
出版社 | 道和書院 |
ISBN | 978-4-8105-3011-7 |
価格 | 4,180 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2023年4月24日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 356 ページ |
Cコード | C3073 (専門, 単行本, 音楽・舞踊) |
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目次あり。「楽譜の校訂について、音楽における「本文批判」の見地から、その歴史、方法論、実際の適用における諸問題をコンパクトに…」
⇒ジェイムズ・グリーア/高久桂訳
『楽譜の校訂術 音楽における本文批判 その歴史・方法・実践』
道和書院 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784810530117… https://www.douwashoin.com/%e6%a5%bd%e8%ad%9c%e3%81%ae%e6%89%b9%e5%88%a4%e6%a0%a1%e8%a8%82/…
posted at 22:27:33
「…にまとめた貴重な書。
いわゆる原典版・実用版・正統性といったことも何度も触れられており、楽譜のユーザー(演奏者/研究者)には必読の内容となっている。さらに興味深いのは、楽譜校訂そのものが実に創造的でスリリングな営みであることを現場からリアルに描きだしていること。…」
posted at 22:27:34
「…そして「音楽にとって楽譜とは何か」という本質的な問いを投げかけていることである。
はじめに校訂理論の歴史的な展開と、楽譜の特殊性について触れ、続いて実際の校訂の手順にのっとりつつ、以下のような話題が取り上げられる。…」
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「…(1)音楽史料の性質と校訂の下準備、(2)音楽史料間における派生関係の扱い、(3)テクストの確定と具体化、(4)ケース・スタディ。補遺として、史料調査における諸要素や用語、必須となる参考資料がまとめられている。
取り上げられる例は、古楽から現代音楽、オペラ、交響曲など多岐にわたる。…」
posted at 22:27:34
「…楽譜校訂の今後の見通し、CD-ROMやその他の電子媒体への適用可能性についても触れられている。
日本語版刊行にあたって、著者グリーアによる新たな序文と最新資料の紹介を掲載。
また巻末には、訳者による詳細な用語集を付す。楽譜の校訂にまつわる基本的な用語と…」
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「…その意味を知る貴重な資料である。
【原書】
James Grier. The critical editing of music: history, method, and practice (Cambridge University Press, 1996)」
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序
日本語版への序(校訂に関する最近の文献リストを含む)
凡例
1 序:校訂者の課題
2 音楽史料の性質
3 楽譜史料と系統的派生関係
4 誤記、異読、校訂上の判断:テクストを確定する
5 テクストの表現方法
6 結語:校訂者の姿勢
…
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…
7 エピローグ
(1)ド・シャバンヌ(989-1034) の筆跡で筆写された楽曲の校訂譜
(2)モーツァルト《交響曲第36番ハ長調「リンツ」》 K. 425. クリフ・アイゼン編(London, 1992)
(3)ヴェルディ《ドン・カルロ》 ウルスラ・ギュンター編 (Milan, 1980)
…
posted at 22:27:36
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