2021年4月日に紹介した ジョージ・エストライク/著,柴田裕之/翻訳 「あなたが消された未来」についての記事です。
書誌情報
タイトル | あなたが消された未来 |
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著者 | ジョージ・エストライク/著,柴田裕之/翻訳 |
出版社 | みすず書房 |
ISBN | 9784622090021 |
価格 | 3,960 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年5月19日 |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 344 ページ |
Cコード | C0036 (一般, 単行本, 社会) |
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目次あり。「一部の先端的なバイオテクノロジーは、人々の優生学的な衝動を利用しながら売り歩かれている。著者はダウン症のある子をもつ作家として…」
⇒ジョージ・エストライク/柴田裕之訳
『あなたが消された未来 テクノロジーと優生思想の売り込みについて』
みすず書房 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784622090021…
posted at 21:58:06
「…この局面を見つめた。
◆本書は、バイオ企業の広告や、スティーブン・ピンカーら科学者の発言といったテクストを吟味し、テクノロジーがもたらす未来の物語とともに優生思想がいかに私たちの意識下へ刷り込まれているかを描き出す。NIPT(新型出生前診断)などの遺伝子スクリーニング、…」
posted at 21:59:10
「…ゲノム編集、ミトコンドリア置換、合成細胞、染色体サイレンシング……バイオテクノロジーをPRする物語世界では、障害者はすでに消された、実体のない存在であり、またそれゆえに物語の売り込みに必須の要素として使われている。…」
posted at 21:59:10
「…◆売り込みは経済合理主義の社会的圧力をエンジンとして推し進められ、非定型の遺伝子をもつ人々は圧倒的少数派へと追いやられつつある。生殖テクノロジーの選択は当事者の「自己決定」の問題だといわれるが、本書が示すような圧倒的な〈説得〉の圧力のもとにある自己決定とは何物だろうか?…」
posted at 21:59:11
「…ジョージ・フロイドとまったく同じ形で命を奪われたダウン症の青年イーサン・セイラーに、私たちの多くが気づけなかったのはなぜだろう? いま、私たちが岐路に立っていることを痛切に示す書。」
posted at 21:59:11
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