研究叢書538 校訂『太平記要覧』

2021年7月27日に紹介した 長坂 成行/編集 「研究叢書538 校訂『太平記要覧』」についての記事です。

書誌情報

タイトル 研究叢書538 校訂『太平記要覧』
著者 長坂 成行/編集
出版社 和泉書院
ISBN 978-4-7576-1002-6
価格 8,800 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年8月25日
サイズ A5 判
ページ数 378 ページ
Cコード C3395 (専門, 全集・双書, 日本文学、評論、随筆、その他)

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@nekonoizumi

目次あり。「『太平記』の梗概書『太平記要覧』の読みやすい本文を提供しつつ、各章段の頭注欄へ『太平記』注解に有用な参考文献を示す研究必携書…」
⇒長坂成行編著
『校訂『太平記要覧』 付、『太平記』章段別参考文献』
和泉書院 www.izumipb.co.jp/book/b588804.h www.hanmoto.com/bd/isbn/978475

posted at 19:18:13

@nekonoizumi

「…『太平記』は四十巻の長編で、そのダイジェスト版がありそうではあるが、存外に少なく、筋書を要約した本は江戸初期写本一冊の『太平記抜書』と、本書『太平記要覧』(西尾市岩瀬文庫蔵)のみといってよい。前者は古態本に依拠し、墨付百丁前後の短いものであるに対し、…」

posted at 19:19:01

@nekonoizumi

「…『太平記要覧』は整版本八冊で、流布本『太平記』の全章段を立て、処々に『太平記』の本文そのものを利用しつつ、やや詳しく筋書を紹介する形式を持つ。

本書の目的の一つは、『太平記要覧』の読みやすい翻刻本文を提供することにあり、『太平記』全巻を通読せずとも、…」

posted at 19:19:01

@nekonoizumi

「…四十巻本の大要が把握できる。本書の眼目の二つ目は、ある箇所について、従来どのような参考文献(著書・論文等)が存在するかを、各章段ごとに提示する点にあり、編者としてはこちらに重点をおいたつもりである。未だ”研究必携”的なものがない『太平記』研究において、…」

posted at 19:19:01

@nekonoizumi

「…本書は日本文学研究のみならず、中世史学研究の分野にも有用な便覧となるであろう。」

posted at 19:19:02

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