2021年8月21日に紹介した 寺地功次/著 「アメリカの挫折」についての記事です。
書誌情報
タイトル | アメリカの挫折 |
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著者 | 寺地功次/著 |
出版社 | めこん |
ISBN | 978-4-8396-0327-4 |
価格 | 5,500 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年7月28日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 544 ページ |
Cコード | C3022 (専門, 単行本, 外国歴史) |
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目次あり。「アメリカはなぜ小国ラオスに手を出したのか?
軍事援助をつぎ込み、政治に干渉し、信じられないほどの量の爆弾を投下して、多くの人を殺傷し、…」
⇒寺地功次
『アメリカの挫折――「ベトナム戦争」前史としてのラオス紛争』
めこん http://www.mekong-publishing.com/books/ISBN4-8396-0327-4.htm…
posted at 00:02:40
「…結局、反共産政府の確保という目的に失敗。この失敗はその後アメリカが経験するベトナムでの挫折の前触れとなった。
アイゼンハワーは、ケネディは、どこで間違ったのか、なぜ間違ったのか。
膨大な政府文書の分析を軸に、アメリカのラオスにおける挫折の歴史を再現。…」
posted at 00:03:18
「…その後のアメリカのイラクやアフガニスタンへのコミットメントを考察する上での格好のテキストであり、またヴェールに包まれていた1950~60年代のラオス現代史が明らかになるなど、さまざまな視点から読むことができる大著です。」
posted at 00:03:18
A5判・上製・544ページ 定価5000円+税
「1950年代以降のラオスの紛争は、第2次世界大戦後の世界でアメリカがそのように軍事的に関与した最初の事例のひとつである。…」
posted at 00:04:25
「…なぜアメリカは「自由と独立」を擁護するためという名目で、人口が200万人にも満たなかったこの遠い国ラオスに自ら出かけていったのか、そしてなぜアメリカの政策は挫折することになったのか。また、この挫折の過程においてアメリカは、…」
posted at 00:05:09
「…第2次世界大戦中に自らがドイツと日本に投下した爆弾の総量を越える爆弾をラオスに投下することになった。ラオスの多くの人々から見れば、アメリカそのものがなぜ「怪物」とも言える存在と化してしまったのだろうか。このような疑問が本書の分析の根底にある問題意識である。」
posted at 00:05:10
「ラオスに対するアメリカの援助には他にも特異な面があった。本書でも明らかにするように、アメリカの援助の大部分は、軍事援助、あるいは技術援助等もふくむ準軍事援助に分類されるものだったことである。その結果、1950年代後半のラオス王国政府の軍事予算は…」
posted at 00:06:24
「…アメリカがほぼ丸抱えすることになった。またラオスの国家予算全体で見ても、その約3分の2はアメリカが負担していた。そしてラオスにおけるアメリカの軍事的関与は、実質的な軍事援助顧問団の派遣から王国軍の軍事作戦への米軍人の関与へとエスカレートしていくことになる。」
posted at 00:06:24
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