2021年10月7日に紹介した アラスデア・マッキンタイア/著,篠﨑榮/翻訳 「美徳なき時代【新装版】」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 美徳なき時代【新装版】 |
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著者 | アラスデア・マッキンタイア/著,篠﨑榮/翻訳 |
出版社 | みすず書房 |
ISBN | 978-4-622-09061-8 |
価格 | 6,380 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年11月4日 |
サイズ | A5 判 |
ページ数 | 400 ページ |
Cコード | C1036 (教養, 単行本, 社会) |
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目次あり。「個人主義は生き残れるのか? 西欧近代を相対化しつつ、今を生きるとはどういうことか? 現代の道徳的危機の系譜をたどり、新たな共生の場を探った、現代の古典。」
⇒アラスデア・マッキンタイア/篠﨑榮訳
『美徳なき時代【新装版】』
みすず書房 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784622090618…
posted at 23:32:20
「〈ローマ帝国の歴史の中で決定的な転回点が起こったのは、善き意志をもった男女がローマの支配を支えるという仕事から身を引いて、礼節と道徳共同体との存続を、その支配の維持と同一視することを止めたときであった。彼らがその代わりに達成しようと努めたのは、道徳と礼節がともに、…」
posted at 23:33:05
「…来たるべき野蛮と暗黒の時代を生き抜くことができるために、その内部で道徳生活を支えられる新しい形態の共同体を建設することであった。もし私たちの道徳状況についての私の説明が適切ならば、私たちも今やここしばらくの間にその転回点に到達してしまったのだと、やはり結論すべきである。…」
posted at 23:33:05
「…そしてもし諸徳の伝統があのかつての暗黒時代の恐怖を生き抜くことができたのならば、私たちに希望の根拠がまったくないわけではない。しかしながら今回は、蛮族は国境の向こうで待っているのではなく、すでにかなりの期間私たちを支配し続けている。…」
posted at 23:33:06
「…そして、このことに対する私たちの意識の欠如こそが、現在の苦境をある部分形づくっている。今私たちはゴドーをではなく、もう一人の――疑いもなくきわめて異なった――聖ベネディクトゥスを待望している。〉」
posted at 23:33:06
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