「古武道」伝承の歴史人類学的研究

2022年3月24日に紹介した 足立賢二/著 「「古武道」伝承の歴史人類学的研究」についての記事です。

書誌情報

タイトル 「古武道」伝承の歴史人類学的研究
著者 足立賢二/著
出版社 言叢社
ISBN 978-4-86209-087-4
価格 6,820 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年4月6日
サイズ A5 判
ページ数 500 ページ
Cコード C3039 (専門, 単行本, 民族・風習)

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@nekonoizumi

目次あり。「「古武道とは何か」「伝承のほんとうの価値と力とは何か」 長年にわたる体験的観察と史資料の詳細な調査による伝承研究の書。…」
⇒足立賢二
『「古武道」伝承の歴史人類学的研究 モノ・ナマエ・ワザの過去と現代』
言叢社 www.hanmoto.com/bd/isbn/978486

posted at 23:40:29

@nekonoizumi

「…武道のルーツとしての古武道とは、“本来の日本人がもっていた行動様式・こころ・すぐれた身体技法を色濃くのこしている。” “先人の技をそのままに伝える。” “希少で保護すべき存在。” なのか?
幼少に武道師範の超人的エピソードに親しみ、その身体技法にあこがれて古武道修業を開始した筆者。…」

posted at 23:42:09

@nekonoizumi

「…そこで出合ったのは、先人の教えに自ら工夫・研鑽を重ね、他の武術流派の稽古をも積む、多くの古武道修行者たちだった。
従来の言説と実体験の乖離から、本格的に近代・前近代の史資料にあたる。直面したのは、かつての武術者たちの豊富な「語り」だった。…」

posted at 23:42:09

@nekonoizumi

「…その「語り」から見えてきたのは、現代における古武道の姿とは異なる、モノ(巻物)、ナマエ(武名)、ワザ(形・型)が一体となった「古武道」伝承のほんとうの姿であった。」

posted at 23:42:09

@nekonoizumi

「古武道の学術的研究は未だ発展途上にあり、「文化財指定すべき古武道とはいかなるものか」「そもそも古武道とは何か」について、体系的な議論は不足していると見なさざるをえない。古武道が将来的に文化財に指定されるか否かに関わらず、古武道の明確な定義や固有の特徴、…」

posted at 23:42:10

@nekonoizumi

「…その継承において重視されている要素を明らかにすることは、政策的見地のみならず、古武道の文化的展開にとって重要であると考える。
国の内外をとわず、古武道や武道、そして日本文化についての刺激的な疑問、より豊かな議論の礎を提供したい。」

posted at 23:42:10

@nekonoizumi

まえがき
第1章 序論
第2章 現代日本における古武道の現状とその伝承上の特徴
第3章 モノ・ナマエ・ワザの伝承における現代と過去
第4章 古武道流派の伝承における権威付けの構築過程
第5章 古武道団体の伝承における権威付けの構築過程
第6章 考察
第7章 結論と今後の課題

posted at 23:43:05

@nekonoizumi


あとがき
〈資料編〉伝書等図版系譜/年表
〈史料編〉『末傳曰』/『他國門人尋来記録』
〈参照文献〉
〈巻末索引〉
著者略歴

posted at 23:43:05

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