2021年10月25日に紹介した アシーナ・アクティピス/著,梶山あゆみ/翻訳 「がんは裏切る細胞である」についての記事です。
書誌情報
タイトル | がんは裏切る細胞である |
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著者 | アシーナ・アクティピス/著,梶山あゆみ/翻訳 |
出版社 | みすず書房 |
ISBN | 978-4-622-09060-1 |
価格 | 3,520 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2021年12月14日 |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 312 ページ |
Cコード | C0045 (一般, 単行本, 生物学) |
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目次あり。「「がんは進化のプロセスそのものである」。無軌道に見えていたがん細胞のふるまいも、進化という観点から見れば理に適っている。…」
⇒アシーナ・アクティピス/梶山あゆみ訳
『がんは裏切る細胞である 進化生物学から治療戦略へ』
みすず書房 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784622090601…
posted at 22:52:21
「…それががんの本質であり、治療戦略に生かすことができると著者は言う。がんの根絶や“克服”を目指すのでなく、がん細胞を「手なずける」という新しいパラダイムについて、進化生物学は原理的な理解をもたらしてくれる。
◆著者のアクティピスは、この比較的新しい研究領域で活躍する一人。…」
posted at 22:53:24
「…本書では、進化の視点の基本から説き起こし、協力し合う細胞共同体としての身体の動態や、その中で《裏切り》の生存戦略を選び取るがん細胞の「生態」を浮かび上がらせる。がんの“宿主”である私たちの身体にとっても、がん細胞の抑制はつねに大事なものとのトレードオフだ。…」
posted at 22:53:25
「…そんな利害のせめぎあいを分析することにたけた進化生物学の視点から、がんの発生や進展を、あるいは遺伝子ネットワークや免疫系との関係を見直せば、いくつものフレッシュな知見と問いが湧いてくる。そして最後に話題は新たな角度からの治療戦略へと及ぶ。
◆がんの発生は、サボテンから…」
posted at 22:53:25
「…ヒトまで、ほとんどの多細胞生物に共有されているきわめて根源的な現象だ。細胞生物学、病理、臨床、比較腫瘍学といった分野がそれぞれ異なる側面から蓄積してきたがんの理解全体に対して、今後は、進化生物学がそれらをより基盤的なレベルで支える観点を提供していくことになるだろう。」
posted at 22:53:25
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