「アメリカの感染症対策がいかに法制度と市民のイデオロギーに規定されてきたかを、天然痘・腸チフス・黄熱病の歴史をもとに読み解く。…」
⇒ヴェルナー・トレスケン/西村公男,青野浩訳
『自由の国と感染症 法制度が映すアメリカのイデオロギー』
みすず書房 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784622090533…

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「…そこに見出せるのは、自由と感染拡大のトレードオフという単純な構図ではない。自由の保障が感染拡大を招くことも、食い止めることもあった。アメリカの法制度で重要視される民主主義、私有財産権、連邦制、個人の自由の保護がもたらすさまざまな帰結が、具体的な事例から明らかになる。」

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