目次あり。「小説を読まずにわかる日本文学入門。芥川賞は、「戦後日本人の歴史」そのものだった。前代未聞の「文学エンターテインメント」!!…」
⇒菊池良
『タイム・スリップ芥川賞 「文学って、なんのため？」と思う人のための日本文学入門』
ダイヤモンド社 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784478109168…

posted at 21:37:49

「…たとえばマーケティングや経営戦略の入門書に、「とにかく原典を読んでください」というものは少ないでしょう。しかし、「文学の入門書」だけは「とにかく読みましょう」というものが多い。そりゃそうです。文学は、読まないとわからない。体験しないとわからない。…」

posted at 21:38:36

「…でも、それが文学好きと文学嫌いとの断絶を助長している側面があるのではないでしょうか。

本書は、１冊も小説を読んだことのない少年が、文学好きな科学者と一緒にタイム・マシンに乗って、歴代芥川賞受賞作家に会いに行く設定のストーリー形式で進みます。…」

posted at 21:38:37

「…主人公は、作品が生まれる瞬間や作者のその後に「実際に立ち会い」、文学への理解を深めていきます。そして、芥川賞とその時代背景にある日本の高度経済成長、民主主義、政治の変遷、都市と辺境、日米関係、ポップカルチャーやインターネットの台頭などを同時に振り返ります。」

posted at 21:38:37