ベトナム:ドイモイと権力

2021年6月4日に紹介した フイ・ドゥック/著,中野亜里/翻訳 「ベトナム:ドイモイと権力」についての記事です。

書誌情報

タイトル ベトナム:ドイモイと権力
著者 フイ・ドゥック/著,中野亜里/翻訳
出版社 めこん
ISBN 978-4-8396-0324-3
価格 5,500 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年6月10日
サイズ A5 判
ページ数 600 ページ
Cコード C1022 (教養, 単行本, 外国歴史)

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@nekonoizumi

目次あり。「日本ではほとんど報道されていないドイモイ(刷新政策)の内実とホー・チ・ミン以降の指導者たちの権力闘争について、綿密な取材に基づいて、詳細につづられています。…」
⇒フイ・ドゥック/中野亜里訳
『ベトナム:ドイモイと権力』
めこん www.mekong-publishing.com/books/ISBN4-83

posted at 23:31:35

@nekonoizumi

「…ここまで書いて大丈夫なのかと思われるほど、ないがしろにされた国民の怒りと権力者の醜い脚の引っ張り合いが赤裸々に描かれています。中国なら著者は即拘束されていたでしょうが、ある程度自由に意見を発表できるのはベトナムのいいところか。…」

posted at 23:32:33

@nekonoizumi

「…  「ホー・チ・ミン主席は、独立宣言の直後に、「たとえ国家が独立しても、民が幸福で自由でなければ、独立にも何ら意味はない」と記している。ホー・チ・ミンの視野の広さを否定することはできない。主席がこの声明を出した時には、人類はまだインターネットを持たず、…」

posted at 23:32:33

@nekonoizumi

「…世界はまだグローバル化の時代を迎えていなかった。多くの国の人々にとって、民族独立は限りなく神聖なものだった。
 そのホー・チ・ミン主席が設立し、指導したベトナム共産党の政策形成の基盤が、イデオロギーではなく人民の自由と幸福だったならば、…」

posted at 23:32:33

@nekonoizumi

「…人々はプロレタリア独裁も、土地改革も、資本家階級の改造も、『ニャンヴァン・ザイファム』への弾圧も経験することはなく、民族や家族の中の無数の衝突を見ることもなかっただろう」(本文より)
 初めてのベトナム人自身によるベトナム現代史総括『ベトナム:勝利の裏側』の続編です。」

posted at 23:32:34

@nekonoizumi

「本書は、ホー・チ・ミン亡き後のベトナム共産党を継承した指導者たち個々人の生立ちや人どなりおよび政治的素養をはじめ、権力者間の人間関係や政策決定過程、果ては権力闘争に多くの紙幅が割かれている。…」

posted at 23:33:03

@nekonoizumi

「…同時に、それらによって否応なしに影響を受けた経済、社会、文化、そして人々の生活の変容過程などが克明に描かれている。」

posted at 23:33:04

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