中華を生んだ遊牧民 鮮卑拓跋の歴史

2023年3月21日に紹介した 松下 憲一/著 「中華を生んだ遊牧民 鮮卑拓跋の歴史」についての記事です。

書誌情報

タイトル 中華を生んだ遊牧民 鮮卑拓跋の歴史
著者 松下 憲一/著
出版社 講談社
ISBN 978-4-06-531839-3
価格 1,870 円 (10% 税込)
発売予定日 2023年5月15日
サイズ 四六判
ページ数 248 ページ
Cコード C0322 (一般, 全集・双書, 外国歴史)

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@nekonoizumi

講談社選書メチエ5月。「中国の歴史は、統一王朝時代と分裂時代の繰り返しである。そして、漢族と北方遊牧民との対立と融合の歴史でもある。なかでも、秦漢帝国が滅亡した後の「魏晋南北朝時代」は、…」
⇒松下憲一
『中華を生んだ遊牧民 鮮卑拓跋の歴史』 www.hanmoto.com/bd/isbn/978406

posted at 00:09:37

@nekonoizumi

「…それまでの「中華」が崩壊し、「新たな中華」へと拡大・再編された大分裂時代だった。この「中国史の分水嶺」で主役を演じたのが、本書の主人公、拓跋部である。
拓跋部は、モンゴル高原の騎馬遊牧集団・鮮卑に属する一部族だった。3世紀、部族国家を築いて歴史に登場し、…」

posted at 00:09:37

@nekonoizumi

「…386年には拓跋珪が北魏王朝を開いて、五胡十六国の混乱を治めた。
北魏では、皇太子の母が死を賜る「子貴母死」や、亡き父の妃を息子が娶るレビレート婚など、遊牧社会の伝統を残しつつ、雲崗・龍門の石窟寺院で知られる仏教文化や、名君・孝文帝の漢化政策により文化の融合が進み、…」

posted at 00:09:38

@nekonoizumi

「…「新たな中華」が形成された。北魏の首都・洛陽の平面プランは、唐の都・長安に受け継がれ、さらに奈良・平城京へともたらされるのである。
北魏は6世紀に東西に分裂するが、その後、中国を統一した隋王朝、さらに大唐帝国の支配層でも拓跋部の人々は活躍し、「誇るべき家柄」となっていた。…」

posted at 00:09:38

@nekonoizumi

「…「夷狄」「胡族」と呼ばれた北方遊牧民の子孫たちは中国社会に溶け込みつつも彼らの伝統を持ち込み、「中華文明」を担っていったのである。」

posted at 00:09:39

@nekonoizumi

はじめに――分裂と夷狄・胡族の中国史
第一章 拓跋の故郷――遊牧と伝説                            
第二章 部族を集めろ――「代国」の時代
第三章 部族を再編せよ――北魏成立
第四章 中華の半分を手に――胡漢二重体制
第五章 中華の中心へ――孝文帝の「漢化」

posted at 00:10:13

@nekonoizumi


第六章 胡漢融合への模索――繁栄と分裂
第七章 誕生! 新たな中華――隋唐帝国の拓跋
おわりに――なぜ中華文明は滅びないのか
あとがき
参考文献
索引

posted at 00:10:13

@nekonoizumi

本当に最初から最後まで「鮮卑拓跋の歴史」で、楽しみですね。 twitter.com/nekonoizumi/st

posted at 00:11:26

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