刑法における故意と錯誤

2023年2月26日に紹介した 樋笠 尭士/著 「刑法における故意と錯誤」についての記事です。

書誌情報

タイトル 刑法における故意と錯誤
著者 樋笠 尭士/著
出版社 多摩大学出版会/ぶんしん出版
ISBN 978-4-89390-198-9
価格 2,420 円 (10% 税込)
発売予定日 2023年4月7日
サイズ A5 判
ページ数 224 ページ
Cコード C0032 (一般, 単行本, 法律)

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@nekonoizumi

「本書は、故意の本質論に端を発するはずの日本とドイツの通説や実務が、事案によって錯誤論による例外処理を認めているという「故意論としての一貫性の欠如」に言及した初の研究である…」
⇒樋笠尭士
『刑法における故意と錯誤 行為計画説による見地から』
多摩大学出版会 www.hanmoto.com/bd/isbn/978489

posted at 23:29:11

@nekonoizumi

「…本書の「行為計画説」は、故意論がメインターゲットであるが、因果関係論、共犯論、実行行為論にまで寄与しうる点で、有意義な学説となっている」
「日独両国の法状況を検討して、故意の本質論を見失いつつある判例実務の立場に警鐘を鳴らす点や、行為者の主観と実行行為を結ぶ点で有益である。」

posted at 23:29:12

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