戦前昭和の猟奇事件

2021年5月15日に紹介した 小池 新/著 「戦前昭和の猟奇事件」についての記事です。

書誌情報

タイトル 戦前昭和の猟奇事件
著者 小池 新/著
出版社 文藝春秋
ISBN 978-4-16-661318-2
価格 968 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年6月18日
サイズ 新書
ページ数 256 ページ
Cコード C0295 (一般, 新書, 日本文学、評論、随筆、その他)

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@nekonoizumi

文春新書6月。「「哀切! 世に訴へる 肉親愛憎の極致篇」
ひと昔の週刊誌の煽りようですが、今では権威として知られる一流新聞に踊った見出しでした。…」
⇒小池新
『戦前昭和の猟奇事件』 www.hanmoto.com/bd/isbn/978416

posted at 22:50:53

@nekonoizumi

「…大正から昭和に入るころ、犯罪は現代と比べてひとつひとつが強烈な存在感を放っていました。新聞や雑誌が競い合って報道し、読者もこぞって読み漁る――。

そのような報道と受容の在り方が、昭和の時代とともにやってきました。本書では、その発端ともいえる、…」

posted at 22:52:24

@nekonoizumi

「…「鬼熊事件」(一九二六年)を皮切りにして、合わせて9つの事件とその報道の顛末を紹介します。

◎鬼熊事件
激動の昭和に入る直前。千葉の農村で七人を死傷し、四十日間もの間逃走した事件があった。犯人の鬼熊は、一躍メディアのスターに。…」

posted at 22:52:25

@nekonoizumi

「…◎岩の坂もらい子殺し(1930年)
東京板橋の貧しい人々の町で、赤ちゃんを育てられない親から「養育金」を貰い、殺していた事件。記者と警察の思惑が絡み合い「大事件」報道化。…」

posted at 22:52:25

@nekonoizumi

「…◎天国に結ぶ恋(1932年)
華族家の大学生と旧家の令嬢の心中事件が、女性の遺体盗難という猟奇的展開と相まって話題に。「二人の恋は清かった」と空前のブームになった。…」

posted at 22:52:25

@nekonoizumi

「…◎翠川秋子の心中(1935年)。
日本初の女性アナウンサー翠川秋子。夫に先立たれながらも、働いて子どもを成人まで見届けた女性が選んだのは、家出と十数歳下の男性との入水自殺。彼女を追う記者たちの「働く女性への偏見」が炸裂。…」

posted at 22:52:26

@nekonoizumi

「…◎日大生保険金殺人(1935年)。
実父の院長とその妻、娘が共謀して、放蕩息子の日大生を殺害。狙いは、彼にかけられた現在の一億円相当の生命保険金。当時はめずらしかった「保険金殺人」だった。当時の警視庁刑事部長も「前代未聞の犯罪」と唸る。…」

posted at 22:52:26

@nekonoizumi

「…ほか◎阿部定事件(1936年)◎津山三十人殺し(1938年)◎チフス菌饅頭事件(1939年)◎父島人肉食事件(1945年)など有名事件を紹介。」

posted at 22:52:26

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