戦後日本の文化運動と歴史叙述

2021年11月18日に紹介した 高田 雅士/著 「戦後日本の文化運動と歴史叙述」についての記事です。

書誌情報

タイトル 戦後日本の文化運動と歴史叙述
著者 高田 雅士/著
出版社 小さ子社
ISBN 978-4-909782-12-0
価格 5,280 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年1月15日
サイズ A5 判
ページ数 292 ページ
Cコード C3021 (専門, 単行本, 日本歴史)

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@nekonoizumi

目次あり。「「国民的歴史学運動」は忌まわしき過去の悪夢なのか?
地域に生きる人びとの側から、具体的な運動のありようを明らかにし、…」
⇒高田雅士
『戦後日本の文化運動と歴史叙述 地域のなかの国民的歴史学運動』
小さ子社 www.hanmoto.com/bd/isbn/978490 www.chiisago.jp/books/?code=97

posted at 23:36:22

@nekonoizumi

「…そこで生み出された歴史叙述から戦後日本史象を問い直す――。

敗戦直後に歴史研究者の石母田正が、民衆自身の手で「村の歴史・工場の歴史」を主体的に書いていくことを呼びかけはじまった「国民的歴史学運動」。1950年代に入って歴史学界を中心に大きな盛り上がりをみせたが、…」

posted at 23:37:34

@nekonoizumi

「…1955年の日本共産党の政治方針・文化政策の方向転換をきっかけに運動は「挫折」し、「傷痕として封印」されたとされる。今では、歴史学が政治に従属した悪しきエピソードとしてわずかばかり言及されるのが一般的である。…」

posted at 23:37:34

@nekonoizumi

「…本書は、地域に生きる人びとが主体的な歴史意識を形成していくうえで、国民的歴史学運動の経験はどのような意味を持ったのかを明らかにする。京都府南部や奈良を主たるフィールドに、地域に残された新資料を掘り起こし、聞き取りなどの手法も駆使して探究。…」

posted at 23:37:35

@nekonoizumi

「…さらに、人びとの「その後」のあゆみにも目を向け、地域社会の変容と関わらせながら、彼らがどのように新たな運動に取り組んでいったのかをとりあげることで、国民的歴史学運動の有した意義をあらためて地域や人びとの側からとらえ返す。」

posted at 23:37:35

@nekonoizumi

第一章だけでも面白そう。

第一章 地方における国民的歴史学運動の展開―民主主義科学者協会地方支部の動向から

第一節 民科の全国的展開と歴史部会の取り組み
(1)民科地方支部の設立過程
(2)民科歴史部会と『歴史評論』

posted at 23:39:17

@nekonoizumi


第二節 国民的歴史学運動の地域的展開
(1)国民的歴史学運動の進展と地方支部への波及
(2)民科地方支部による地域へのアプローチ
第三節 人びとにとっての国民的歴史学運動経験
(1)労働者による国民的歴史学運動―民科大阪支部歴史部会の経験から
(2)国民的歴史学運動の終焉
 小括

posted at 23:39:18

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