抵抗と適応のポリトナリテ

2022年2月24日に紹介した 田崎 直美/著 「抵抗と適応のポリトナリテ」についての記事です。

書誌情報

タイトル 抵抗と適応のポリトナリテ
著者 田崎 直美/著
出版社 アルテスパブリッシング
ISBN 978-4-86559-248-1
価格 3,080 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年2月28日
サイズ A5 判
ページ数 352 ページ
Cコード C1073 (教養, 単行本, 音楽・舞踊)

ツイート

@nekonoizumi

目次あり。「レジスタンスか、対独協力か……脱出、潜伏、あるいは転向か──ナチス占領下のフランスで、音楽家はさまざまな生き方を選択した。…」
⇒田崎直美
『抵抗と適応のポリトナリテ ナチス占領下のフランス音楽』
アルテスパブリッシング www.hanmoto.com/bd/isbn/978486

posted at 23:19:33

@nekonoizumi

「…隠された音楽史を跡づける画期的研究。

第二次世界大戦期の4年間(1940-44)、ナチス・ドイツに占領されたパリでは、戦前以上に多彩な音楽活動が展開していた。
その裏には、「音楽」に政治的役割を強く期待したヴィシー政権の政策と、厳しい状況の中でしたたかに生き抜く…」

posted at 23:20:03

@nekonoizumi

「…音楽家たちの葛藤があった。
本書は、戦後多くの音楽家の心に傷跡を残し、これまで正面から語られることのなかった占領期フランスの音楽史を、当時の文化政策と各音楽家ごとのケース・スタディの両面から明らかにする。」

posted at 23:20:03

@nekonoizumi

序論 占領下のフランスとは

第一部 占領下の音楽政策と制度──占領によりフランスでは何が変わったのか

第一章 音楽政策にかかわるキーワード
第一節 「国民革命」
第二節 反ユダヤ主義
第三節 対独協力とレジスタンス
第四節 戦争捕虜
第五節 失業

posted at 23:22:36

@nekonoizumi


第二章 ヴィシー政府機関と音楽政策
第一節 ドイツ当局の影響
第二節 芸術局
第三節 組織委員会
第四節 失業対策委員会と青年局
第五節 パリ市

第三章 ヴィシー政府が支えたフランス音楽の場
第一節 パリ・オペラ座とオペラ=コミック座
第二節 パリ四大オーケストラ

posted at 23:22:37

@nekonoizumi


第三節 マスメディア
(1)音楽雑誌
(2)レコード産業
(3)ラジオ放送──ラジオ・パリ
(4)ラジオ放送──ラジオ・ナシオナル

posted at 23:22:37

@nekonoizumi


第四節 新たな団体による音楽活動
 (1)「若きフランス」
 (2)フランス音楽青年団
 (3)パリ市企画の定期演奏会
 (4)フランス国立図書館演奏会
 (5)独仏協力グループ演奏会
 (6)プレイヤード演奏会
 (7)現代音楽協会

posted at 23:22:38

@nekonoizumi


第二部 占領下を生きる音楽家──立場の選択

第一章 恩恵を受けた音楽家たち
第一節 捕虜から帰還した作曲家たち、メシアンを中心に
第二節 国家より作品委嘱を受けた作曲家たち
第三節 ドイツの恩恵を受けた演奏家──リュバンとコルトーの場合

posted at 23:24:38

@nekonoizumi


第二章 「適応」した音楽家たち
第一節 プーランク、模範的なフランスの作曲家
第二節 オネゲル、ジャンヌ・ダルクの福音
第三節 コルトー、政治家としての使命
第四節 シェフェール、若きフランスの青年
第五節 パリ解放直前の作曲家たち

posted at 23:24:38

@nekonoizumi

第三章 虐げられた音楽家たち
第一節 ミヨー、アメリカのフランス人
第二節 ロザンタール、牢獄と潜伏

第三部 解放

第一章 音楽活動の断絶と連続
第二章 音楽家の粛清

posted at 23:24:38

@nekonoizumi


第三章 音楽家たちのその後
第一節 プーランクの場合
第二節 オネゲルの場合
第三節 「対独協力者」戦後の受難
第四節 シェフェールの場合
第五節 メシアンの場合

あとがき

注記
年表
参考文献
主要用語索引
主要人名索引
図版出典

posted at 23:24:39

ネット通販

アマゾン 楽天ブックス オムニ7
Yahoo!ショッピング honto ヨドバシ.com
紀伊國屋 Web Store HonyaClub.com e-hon
HMV TSUTAYA

店頭在庫

紀伊國屋書店 有隣堂 TSUTAYA
旭屋倶楽部 東京都書店案内