草思社文庫8月。「食料、田畑の肥料、燃料、建材……命の糧だった山をめぐる裁判合戦。主張を譲らぬ百姓たちに大名、幕府もウンザリ…!? 300年つづいた裁判も‼…」
⇒渡辺尚志
『江戸・明治 百姓たちの山争い裁判』 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784794225337…

posted at 23:08:14

「…江戸時代の百姓たちにとって、食料、田畑の肥料、燃料、建材などの山から得られる資源の確保は、死活問題だった。
山は近隣の村々で共同利用されることが多かったが、山のどこまでが自村の領域かをめぐって村々はしばしば対立し、領主や幕府にしきりに訴訟を起こした。…」

posted at 23:08:47

「…時を経て明治を迎えると、政府の近代化政策により村々は村境画定を迫られ、山争いはいっそう加熱してゆく。
──山をめぐる熾烈な争いと相互協力への努力を、当事者の肉声を記した史料から克明に描く。」

posted at 23:08:48