易 下 二三子問篇 繫辭篇 衷篇 要篇 繆和篇 昭力篇

2022年9月26日に紹介した 池田知久/著,李承律/著,馬王堆出土文献訳注叢書編集委員会/編集 「易 下 二三子問篇 繫辭篇 衷篇 要篇 繆和篇 昭力篇」についての記事です。

書誌情報

タイトル 易 下 二三子問篇 繫辭篇 衷篇 要篇 繆和篇 昭力篇
著者 池田知久/著,李承律/著,馬王堆出土文献訳注叢書編集委員会/編集
出版社 東方書店
ISBN 978-4-497-22215-2
価格 8,250 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年10月28日
サイズ A5 判
ページ数 528 ページ
Cコード C3310 (専門, 全集・双書, 哲学)

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@nekonoizumi

「占いから思想へ 
中国古代文化研究の新しい地平を切り拓く必読文献!」
⇒池田知久,李承律/馬王堆出土文献訳注叢書編集委員会編
『易 下 二三子問篇 繫辭篇 衷篇 要篇 繆和篇 昭力篇』
東方書店 www.toho-shoten.co.jp/toho-web/searc

posted at 23:34:43

@nekonoizumi

「馬王堆『易』の全体は、『六十四卦』と『易傳』六篇から成る。『六十四卦』の名称については、裘錫圭『集成』は『周易』と呼ぶが、本書では『六十四卦』という名称を用いる。馬王堆本の「経」に相する部分を、当たり前のように周王朝・周文化と関係づけてしまうのは、適当ではないからである。…」

posted at 23:36:32

@nekonoizumi

「… 『六十四卦』は、馬王堆『易』の「経」に相当する。戦国後期以前の成立と考えられる『六十四卦』それ自体には、これを「経」として取り扱うという意識があったか否かは不明である。と言うよりも、この段階では単なる卜筮家の占いのためのマニュアル本であるにすぎず、…」

posted at 23:36:33

@nekonoizumi

「…だから儒教の經典とするといったような意識はまだ持っていなかったはず、と推測することができる。
 しかし、『易傳』六篇になると、『易』を単なる占筮(占い)の書から脱皮させて儒教の経典として取り扱う、すなわち『易』を儒教化経典化するという意識が、明確に存在している。…」

posted at 23:36:33

@nekonoizumi

「…『易傳』六篇は篇ごとに濃淡・強弱の差こそあれ、六篇いずれもこれを持っており、この点ははっきりと認めることができる。(「馬王堆『易』の『六十四卦』と『易傳』六篇」より)」

posted at 23:36:34

@nekonoizumi

「馬王堆漢墓帛書『易』の『六十四卦』の占いとは、遅くとも中国戦国時代の後期以前の、上は王公から下は庶民に至るまでの一般の人々にとって、生活上に起こるありとあらゆる事柄の吉凶を占うものであった。(略)
 以上に挙げた高度な諸思想、特に儒教の高度な道徳思想・政治思想が…」

posted at 23:37:20

@nekonoizumi

「…思想界(士大夫階級の知識社会)から『易』の中にまとまった形で持ちこまれるのは、今日残っている資料で見る限りでは、本書の馬王堆『易傳』六篇(二三子問篇・繫辭篇・衷篇・要篇・繆和篇・昭力篇)が最も早いものである。そのような意味で、馬王堆『易』の『六十四卦』と…」

posted at 23:37:20

@nekonoizumi

「…『易傳』六篇の意義は劃期的であり、どんなに強調しても強調しすぎることはない。これ以後これを基にして、通行本のような上經と下經とから成る『周易』の経文が整理されていったし、また「十翼」の十傳十篇も次々と形成されることになったからである。(「始めに」より) 」

posted at 23:37:20

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