漢代経学に於ける五行説の変遷

2022年11月14日に紹介した 平澤 歩/著 「漢代経学に於ける五行説の変遷」についての記事です。

書誌情報

タイトル 漢代経学に於ける五行説の変遷
著者 平澤 歩/著
出版社 汲古書院
ISBN 978-4-7629-6714-6
価格 11,000 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年11月17日
サイズ A5 判
ページ数 384 ページ
Cコード C3010 (専門, 単行本, 哲学)

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@nekonoizumi

目次あり。「劉向・劉歆によって五行説が劇的に変容したことを解き明かす!」
⇒平澤歩
『漢代経学に於ける五行説の変遷』
汲古書院 www.kyuko.asia/book/b617000.h

posted at 23:49:47

@nekonoizumi

「…本書は、漢代における五行説の展開について、経学に関係する文献資料に基づいて論述したものである。
 五行説はすでに先秦時代に存在しており、この期間に生み出された様々な言説が、漢代に至って整備・総合化された。そして、この整備・総合化が、後代の発展・飛躍に繋がった。…」

posted at 23:52:45

@nekonoizumi

「…二千余年に亘る五行説史に於いて、漢代は、謂わば最初の成熟期にあたる。」
「得られた見解は、概ね以下の通りである。先秦時代に展開された様々な五行説が、前漢期ではそれぞれ別個に発展し、かつ儒者たちにも用いられるようになっていた。…」

posted at 23:52:45

@nekonoizumi

「…しかし、系統を異にするそれらの五行説同士を分野を越えて整合させようとする動きは、この時期にはほとんど見られない。一方、前漢末に劉向・劉歆が五行説の体系的整理を試みたことによって、後漢以降には、様々な文献に見える五行説同士を整合的に説明しようとする議論が活発化した。…」

posted at 23:52:46

@nekonoizumi

「…すなわち、前漢以前と後漢以降とで、五行説に関する議論の方向性は大きく異なる。そして、その 転換点は劉向・劉歆であったと考えられるのである。」

posted at 23:52:46

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