2022年5月6日に紹介した 谷﨑 龍彦/著 「澁澤龍彦の思考(仮)」についての記事です。
書誌情報
タイトル | 澁澤龍彦の思考(仮) |
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著者 | 谷﨑 龍彦/著 |
出版社 | 彩流社 |
ISBN | 978-4-7791-2831-8 |
価格 | 2,970 円 (10% 税込) |
発売予定日 | 2022年6月23日 |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 250 ページ |
Cコード | C0095 (一般, 単行本, 日本文学、評論、随筆、その他) |
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「エクリチュール化した「私」……
澁澤の「書く=読む」という行為には、「(仏語の)純粋言語を日本語に よって救い出す」(ベンヤミン「翻訳者の使命」)という運動が働いている。…」
⇒谷﨑龍彦
『澁澤龍彦の思考(仮)』
彩流社 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784779128318…
posted at 22:19:47
「…そのとき、澁澤という「私(わたくし)」性はどこにあるのだろうか。
澁澤の「書く=読む」という行為は「純粋言語」を救出するとともに、 澁澤という「私」性が消滅するのではないかというのが、 筆者が考える澁澤におけるエクリチュール化した「私」の意味である。…」
posted at 22:20:45
「…このエクリチュール化した「私」は、消滅するとともに翻訳行為と同様、他者の「純粋言語」にまとわりつく「純粋思考」をもかぎりなくとりこんでいく。
そして最後には、澁澤の博覧強記の「書く=読む」という行為は、 澁澤の「私」性が消滅して、エクリチュールに他者、評者(筆者)までをも…」
posted at 22:20:46
「…まきこんでいく。
究極的にそこに浮上する澁澤の「思考」とはなにか……それを逐語訳的に翻訳・抽出していくのが本書の眼目なのである。」
posted at 22:20:46
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