無数のひとりが紡ぐ歴史

2022年3月31日に紹介した 田中 祐介/編集 「無数のひとりが紡ぐ歴史」についての記事です。

書誌情報

タイトル 無数のひとりが紡ぐ歴史
著者 田中 祐介/編集
出版社 文学通信
ISBN 978-4-909658-75-3
価格 3,080 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年4月22日
サイズ A5 判
ページ数 456 ページ
Cコード C0021 (一般, 単行本, 日本歴史)

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@nekonoizumi

目次あり。「人間の書くことの歴史と文化を考え、過去を生きた、無数の人々が紡いだ歴史の意味を問う。過去を生きた未知の人々の小さな歴史に向きあい、書かれた言葉の向こう側に…」
⇒田中祐介編
『無数のひとりが紡ぐ歴史 日記文化から近現代日本を照射する』
文学通信 www.hanmoto.com/bd/isbn/978490

posted at 23:55:24

@nekonoizumi

「…想像力を働かせながら、より大きな歴史との異なりや繋がりを実践的に検証していく書。

全体を、「モノとしての日記・家計簿・手帳の文化史」、「読者を意識した自己の真実性」、「自己を語り直す–日記・私小説・自伝・回想録」、「無数のひとりに出会う」の四部で構成する。…」

posted at 23:56:07

@nekonoizumi

「…本来ならば絶対に関わらない他者の日記を時代を超えて読むことには、一体どういう意味があるのか。書かれた内容を鵜呑みにできず、一筋縄ではいかない日記という史料にいかに向き合うべきなのか。モノ・行為・史料の視座から掘り下げ、…」

posted at 23:56:07

@nekonoizumi

「…人はなぜ日記を綴るのかという根源的な問いへの向きあい方をも考えていく、最先端の「日記文化」研究。」

posted at 23:56:07

@nekonoizumi

1章 夏休みの日記の成立と展開―「夏季休暇日誌」から「なつやすみの友」へ(柿本真代)
1 はじめに
2 夏季休暇をめぐって
3 市販の夏季休暇日誌
4 謄写版から共同購入へ
5 夏季休暇日誌の役割
6 おわりに

posted at 23:58:29

@nekonoizumi

2章 家計簿と女性の近代―モノとしての成立と展開に見る(河内聡子)
1 はじめに
2 近代における家計簿の展開─行為からモノへ
3 「中流家庭」の必需品としての家計簿─羽仁もと子編纂『家計簿』に見る
4 女性のモノとしての家計簿─『婦人之友』の記事に見る効能
5 おわりに

posted at 23:58:30

@nekonoizumi

3章 昭和戦後期のサラリーマンの手帳文化
―一九六〇年代末から一九八〇年代の手帳をめぐる言説を中心に(鬼頭篤史)
1 はじめに
2 サラリーマン向けの言説への手帳文化の登場
3 情報整理の文脈における手帳文化
4 「知的○○」の文脈における手帳文化
5 おわりに

posted at 23:58:30

@nekonoizumi

4章 手帳類プロジェクトの設計と実践
―私的なプレイヤーのためのプラットフォームへ向けて(志良堂正史)
1 はじめに
2 手帳類というプロジェクト
3 手帳類というモノ
4 手帳類というプラットフォーム
5 おわりに

posted at 23:58:31

@nekonoizumi

7章 飢える戦場の自己を綴りぬく
―佐藤冨五郎日記における書くことの意思(田中祐介)
1 問題設定
2 軍人の文体を貫き通す─佐藤冨五郎の日記から
3 軍人の文体を脱ぎ捨てる─佐藤正太郎日記における文体の変遷
4 冨五郎の「書くことの意思」に接近する
5 結論

posted at 23:58:31

@nekonoizumi

15章 個人の記録を未来へ継承する(対談記録)(島利栄子・志良堂正史・田中祐介(司会))
1 それぞれの活動紹介
2 お互いの印象
3 活動の共通点・ちがい
4 活動のこれから

posted at 23:58:31

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