目次あり。「美術館の絵の横には必ずキャプションがある。が、もとは全然そうではなかった――誰もが知るあの絵のタイトルはいつ、誰によって、どのようにつけられたのか。…」
⇒ルース・バーナード・イーゼル/田中京子訳
『絵画とタイトル その近くて遠い関係』
みすず書房 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784622095569…

posted at 07:32:11

「…そのタイトルによって否応なくできてしまう絵の解釈の枠組みがいかに見る人の印象を左右し、「どう見るべきか」を規定してきたか。そのタイトルの力を利用して自身の作品を「どう見せるか」考え抜いた画家たち…　絵画をめぐるイメージと言葉のせめぎあいのドラマを追う。」

posted at 07:32:23

プロローグ（これはタイトルではない）

I　仲介者――命名し流通させる
1　タイトルがなかったころ
2　画商と公証人
3　初期のカタログ製作者
4　アカデミー
5　版画製作者
6　学芸員、評論家、友人―そしてさらに画商
…

posted at 07:33:02

…
II　見る人――見て理解し、意味を解き明かす
7　タイトルから読み解く
8　タイトルの力
9　たいていの人は字が読める
10　タイトルに異を唱える

III　画家――描くだけでなく、すべてを創り出す
11　ダヴィッド〈ホラティウス兄弟の誓い〉の力
12　ターナーの詩的「偽り」
…

posted at 07:33:03

…
13　声明書としてのクールベ作〈画家のアトリエ〉
14　ホイッスラーの《シンフォニー》シリーズと啓発的《アレンジメント》シリーズ
15　ルネ・マグリットと〈言葉の使用〉
16 ジャスパー・ジョーンズ〈ノー〉、そして描かれた言葉

訳者あとがき

謝辞
原註

posted at 07:33:03

これ、とても気になるな。7,500円+税だけど……

「誰もが知るあの絵のタイトルはいつ、誰によって、どのようにつけられたのか」 https://twitter.com/nekonoizumi/status/1584674138278744064…

posted at 07:33:32