資本主義はなぜ多様化するのか

2023年2月18日に紹介した 冨田 洋介/著 「資本主義はなぜ多様化するのか」についての記事です。

書誌情報

タイトル 資本主義はなぜ多様化するのか
著者 冨田 洋介/著
出版社 ミネルヴァ書房
ISBN 978-4-623-09548-3
価格 5,500 円 (10% 税込)
発売予定日 2023年4月24日
サイズ A5 判
ページ数 228 ページ
Cコード C3033 (専門, 単行本, 経済・財政・統計)

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@nekonoizumi

目次あり。「金融市場の相違は、法の起源の相違によって導かれ、また法の起源と内生的制度の適合性が経済的生産性を高めることを示す」
⇒冨田洋介
『資本主義はなぜ多様化するのか 法の起源から考える金融市場の国際比較』
ミネルヴァ書房 www.minervashobo.co.jp/book/b622532.h

posted at 23:28:39

@nekonoizumi

「資本主義の多様性が議論されて久しい。本書では資本主義が多様化する源泉を法の起源に求め、銀行中心主義や証券市場中心主義などの金融市場の相違は、法の起源の相違によって導かれ、また法の起源と内生的制度の適合性が経済的生産性を高めることを示す。…」

posted at 23:28:40

@nekonoizumi

「…加えて、制度経済学の視点を用い、制度的補完性が満たされた時に経済的生産性は上昇することから、法の起源と内生的制度の制度的補完性が重要であることについても議論する。」

posted at 23:28:40

@nekonoizumi

「◎ 法の起源は海外では資本主義を多様化させる1要因として議論されているが、日本では法の起源に関する書籍がほぼないため、貴重な一冊である。
◎ 比較制度分析などの制度学派の研究やコーポレート・ガバナンスの議論を踏まえているため広い読者層を対象とし、比較法の研究者にもおすすめである。」

posted at 23:28:41

@nekonoizumi

序章 資本主義の多様性を法の起源から探る

第1章 法の起源における議論の変遷と所与としての法の歴史

第2章 金融機関の選択と行動に法の起源が与える影響

第3章 株価超過収益率とリスクに法の起源が与える影響

第4章 法の起源と内生的制度および金融市場の関連性

posted at 23:30:34

@nekonoizumi


第5章 法の起源と経路依存性,そして金融市場の変化

第6章 法の起源の相違は経済格差をもたらすのか

第7章 法の起源と法的環境の多様性

終章にかえて 今後の研究課題

初出一覧
参考文献
おわりに
索引

posted at 23:30:35

@nekonoizumi

第5章 法の起源と経路依存性,そして金融市場の変化
1 法の起源は経路依存性を持つのか
2 制度における経路依存性と制度変化の背景
3 データとモデル
4 推計結果と解釈
5 本章の結論――経路依存性と制度変化に関する考察

posted at 23:32:41

@nekonoizumi

第6章 法の起源の相違は経済格差をもたらすのか
1 経済的不平等と法の起源の背景
2 経済的不平等と経済的生産性の関係性
3 経済的不平等と法の起源の関連性
4 データとモデル
5 推計結果
6 推計結果の解釈
7 本章の結論――経済的不平等がもたらす影響

posted at 23:32:41

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