電話と文学

2021年9月15日に紹介した 黒田 翔大/著 「電話と文学」についての記事です。

書誌情報

タイトル 電話と文学
著者 黒田 翔大/著
出版社 七月社
ISBN 978-4-909544-21-6
価格 4,950 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年10月15日
サイズ A5 判
ページ数 224 ページ
Cコード C1095 (教養, 単行本, 日本文学、評論、随筆、その他)

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@nekonoizumi

目次あり。「記録が残りにくい「声のメディア」を、文学はどのように描いてきたのか。
電話事業が始まる明治期から、「外地」にまで電話網が拡がった戦時期、家庭や街路に電話が遍在するようになる昭和戦後期までを…」
⇒黒田翔大
『電話と文学 声のメディアの近代』
七月社 www.hanmoto.com/bd/isbn/978490

posted at 23:36:39

@nekonoizumi

「…作品を論じながら通観し、未来・身体・空間などの視座から、「文化としての電話」を浮かび上がらせる。」

posted at 23:36:48

@nekonoizumi

序章 文学における電話を問題化する

第一章 文学における電話前史──遅塚麗水『電話機』に描かれた電話

第二章 「受話器」という比喩──夏目漱石『彼岸過迄』の敬太郎を通して

第三章 「満洲国」内における電話の一考察──日向伸夫『第八号転轍器』、牛島春子『福寿草』から

posted at 23:39:04

@nekonoizumi


第四章 占領期における電話空間──安岡章太郎『ガラスの靴』に描かれた破局

第五章 「電話の声」と四号電話機の影響──松本清張『声』とその前後の推理小説

第六章 電話社会のディストピア──星新一『声の網』に描かれた未来社会

posted at 23:39:05

@nekonoizumi


第七章 電話に付与される場所性──中上健次『十九歳の地図』における脅迫電話

結章 「声のメディア」としての電話

posted at 23:39:05

@nekonoizumi

どれも気になるけど、これは特に。

第五章 「電話の声」と四号電話機の影響──松本清張『声』とその前後の推理小説
一 四号電話機普及以前の推理小説と「電話の声」
二 四号電話機普及以後の推理小説と「電話の声」
三 「電話の声」が注目された事件
四 松本清張『声』における犯行動機

posted at 23:42:09

@nekonoizumi

確かに四号電話機の登場で”音声”のクリアさが大きく変わってしまうもんな。

posted at 23:42:09

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