香港 失政の軌跡

2021年8月14日に紹介した – 「香港 失政の軌跡」についての記事です。

書誌情報

タイトル 香港 失政の軌跡
著者
出版社 白桃書房
ISBN 978-4-561-91317-7
価格 3,300 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年10月1日
サイズ A5 判
ページ数 240 ページ
Cコード C3036 (専門, 単行本, 社会)

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@nekonoizumi

目次あり。「香港民主化運動に関し日本での論調は、中国が強引に一国二制度の骨抜きを進めたことにあるという認識に基づいたものが多い。しかし民主化要求の背景に、…」
⇒レオ・グッドスタット/曽根康雄監訳
『香港 失政の軌跡 市場原理妄信が招いた社会の歪み』
白桃書房 www.hakutou.co.jp/book/b589999.h

posted at 22:49:05

@nekonoizumi

「…植民地時代からの、財界の意向を汲んだ最小限の規制と所得再分配の結果、QOL(生活の質)が低下してしまった市民の強い不満があることはあまり語られていない。

本書は、建築物規制や住宅政策、高等教育制度など豊富な事例から、香港政府・公務員の市場原理重視をめぐる葛藤や、…」

posted at 22:50:13

@nekonoizumi

「…政策の負の影響を受けた市民の苦しみを、政府資料や報道に基づきありありと描き出している。日本や欧米など、規制や過度の所得再分配で経済活力が喪われた先進国もここ数十年に渡り、新自由主義的な政策を導入してきたが、本書で描かれたような副作用への十分な配慮が必要なことが分かる。…」

posted at 22:50:13

@nekonoizumi

「…また中国本土との関係についても、経済的利益を得るために香港政府が北京政府におもねる様子、その一方で北京政府の香港への高い評価も描かれ、両者の、決して一面的でない関係も示す。…」

posted at 22:50:14

@nekonoizumi

「…香港が世界に誇ってきた、自由放任主義の下の力強い経済、そして回復力は、この危機を乗り越え維持できるのだろうか? 香港の内政を丁寧に論じた本書は、過去数十年にわたり世界の潮流となってきた新自由主義の負の側面を知るための第一級の資料となろう 。 」

posted at 22:50:14

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