X線と映画

2021年11月24日に紹介した リサ・カートライト/著,長谷 正人/監修・編集,望月 由紀/翻訳 「X線と映画」についての記事です。

書誌情報

タイトル X線と映画
著者 リサ・カートライト/著,長谷 正人/監修・編集,望月 由紀/翻訳
出版社 青弓社
ISBN 978-4-7872-7443-4
価格 4,620 円 (10% 税込)
発売予定日 2021年12月24日
サイズ A5 判
ページ数 300 ページ
Cコード C1374 (教養, 全集・双書, 演劇・映画)

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@nekonoizumi

目次あり。「19世紀末から20世紀初頭にかけて、生理学や神経学、病理学などの生命科学は、キモグラフやミオグラフなどの装置を使って「生命」を視覚化しようとしてきた。…」
⇒リサ・カートライト/長谷正人監訳/望月由紀訳
『X線と映画 医療映画の視覚文化史』
青弓社 www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/978478

posted at 22:04:57

@nekonoizumi

「…では、医学は「生命」をモニタリングするために、何を、どのように記録しようと試みたのか。医学を支えたそれら視覚技術は、映画などの映像文化とどのように結び付いていったのか。

ゾウに6,000ボルトの電流を流す瞬間やイヌの拍動する心臓を記録する映画、…」

posted at 22:05:32

@nekonoizumi

「…てんかん発作のような不随意的な身体の動きを追う映像、ウサギの血液循環を顕微鏡で撮影した科学映画、そして、未知の光線で骸骨にされた人体内に再び生命活動を捉えようとするX線映画――。

映像技術によって「生命」を明視しようとする科学的観察の欲望を、…」

posted at 22:05:32

@nekonoizumi

「…多様な事例と豊富な図版から明らかにする。それら医学の欲望が「生命」を把持し統制しようと格闘した歴史をたどり、現代のCTやMRIなどの画像技術へつながる医学的な映像実践と映画との関係を検証する映画研究・視覚文化論の成果。」

posted at 22:05:33

@nekonoizumi

序章
第1章 科学と映画
第2章 「破壊実験」――生理学における映画的刻印
第3章 神経学的まなざしの病因学
第4章 身体のミクロ物理学――顕微鏡と映画
第5章 分解される身体――X線と映画
第6章 女性とX線写真術という公的文化
監訳者解題 長谷正人
訳者あとがき 望月由紀

posted at 22:05:49

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