1970年代文化論

2022年7月23日に紹介した 日高 勝之/著・編集 「1970年代文化論」についての記事です。

書誌情報

タイトル 1970年代文化論
著者 日高 勝之/著・編集
出版社 青弓社
ISBN 978-4-7872-3508-4
価格 1,980 円 (10% 税込)
発売予定日 2022年8月25日
サイズ 四六判
ページ数 280 ページ
Cコード C0336 (一般, 全集・双書, 社会)

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@nekonoizumi

目次あり。「〈政治の季節〉として語られる1960年代と、大衆消費社会やバブル文化で特徴づけられる80年代に挟まれた1970年代の文化は、2つの時代の「断絶」に位置して見過ごされ、戦後史での位置づけは不十分だった。…」
⇒日高勝之編著
『1970年代文化論』
青弓社 www.hanmoto.com/bd/isbn/978478

posted at 00:07:24

@nekonoizumi

「…沖縄返還や日中国交正常化などの政治の動き、高度経済成長や第一次石油ショックなどの経済の変容を押さえたうえで、1970年代の映画、テレビ、雑誌、文学、音楽、アート、国家イベント、社会運動を横断的に考察…「家族・若者・中高年」「政治・性・マイノリティ」「国家・地方・周縁」…」

posted at 00:08:38

@nekonoizumi

「…などに注目しながら予断を排して検証する。

〈政治の季節〉から消費社会への過渡期という1970年代の単線的な歴史理解を退けて、新自由主義、新左翼、ポストモダン、戦後民主主義などが複雑に交錯した70年代の文化の深淵に迫り、「70年代とは何か」という問いに正面から応答する試み。」

posted at 00:08:38

@nekonoizumi

序章 みえにくい一九七〇年代 日高勝之

第1部 家族・若者・中高年
第1章 「からかい」からみる女性運動と社会運動、若者文化の七〇年代――雑誌「ビックリハウス」におけるウーマン・リブ/フェミニズム言説を通じて 富永京子

posted at 00:10:32

@nekonoizumi


第2章 家族とテレビドラマの一九七〇年代――「ホームドラマ」から「反ホームドラマ」への転換とその背景 米倉 律

第3章 「司馬史観」への共感とポスト「明治百年」――「教養主義の没落」後の中年教養文化 福間良明

posted at 00:10:33

@nekonoizumi


第2部 政治・性・マイノリティ
第4章 大島渚と蓮實重彦――反時代・フランス・マゾヒズム 日高勝之

第5章 一九七〇年代とマイノリティ――ポスト新左翼の「革命」とアイヌ民族運動の胎動 藤巻光浩

第6章 東郷健――マイノリティ・ポリティクスとアートの不都合な関係 長﨑励朗

posted at 00:10:33

@nekonoizumi


第3部 国家・地方とメディア
第7章 テレビが媒介するナショナルな時空間の編成――NHK『新日本紀行』を中心に 米倉 律
第8章 四畳半テレビ――CATVとビデオ・アートが夢見た「コミュニティメディア」 飯田 豊
終章 「癒合」の時代――一九七〇年代のリアルと現代性 日高勝之

あとがき 日高勝之

posted at 00:10:34

@nekonoizumi

このあたりも含め、どの論考もかなり気になる。

第3章 「司馬史観」への共感とポスト「明治百年」――「教養主義の没落」後の中年教養文化 福間良明
第6章 東郷健――マイノリティ・ポリティクスとアートの不都合な関係 長﨑励朗 twitter.com/nekonoizumi/st

posted at 00:11:19

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