籾山仁三郎〈梓月〉伝

2023年3月12日に紹介した 広瀬徹/著 「籾山仁三郎〈梓月〉伝」についての記事です。

書誌情報

タイトル 籾山仁三郎〈梓月〉伝
著者 広瀬徹/著
出版社 幻戯書房
ISBN 978-4-86488-270-5
価格 2,750 円 (10% 税込)
発売予定日 2023年4月10日
サイズ 四六判
ページ数 272 ページ
Cコード C0095 (一般, 単行本, 日本文学、評論、随筆、その他)

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@nekonoizumi

「江戸の粋を胸に、実業と文学に生きたディレッタント 
胡蝶本や「文明」の版元として明治・大正期に足跡を残す籾山書店。
虚子から「ホトトギス」を引き継いだその人は、荷風の生涯の友であり、鷗外を敬愛し、…」
⇒広瀬徹
『籾山仁三郎〈梓月〉伝 実業と文芸』
幻戯書房 www.hanmoto.com/bd/isbn/978486

posted at 23:01:06

@nekonoizumi

「…漱石を痛罵した……

籾山は江戸から続く飛脚問屋の三男坊として生まれるが、その実家は継がず、婿入りした海産物問屋も継がず、出版業を生業とする実業を開始する。籾山にとってはまず生業が重要であり、文芸を余技と位置づけられている。籾山は経済に対する関心も強かったが、…」

posted at 23:01:06

@nekonoizumi

「…これまで採りあげられる機会は無かった。本書は、〈生業と余技〉という観点から籾山の遺業を捉え直す試みである。

籾山仁三郎(にさぶろう)、俳号梓月(しげつ)は、現在、文芸評論家あるいは装幀美術に関心のある美術評論家に、俳人、出版人として言及されることはあるが、…」

posted at 23:01:07

@nekonoizumi

「…その機会は稀である。これまで籾山は、永井荷風の陰に佇む人物として位置づけられてきた。荷風より丸二年先に生まれた籾山(明治11年1月生)は、荷風より丸一年先に逝く(昭和33年4月歿)。」

posted at 23:01:07

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