The Second Seeing

2021年4月3日に紹介したRyu Ika「The Second Seeing」についての記事です。

書誌情報

タイトル The Second Seeing
著者 Ryu Ika
出版社 赤々舎
ISBN 9784865411287
価格 5,500円(税込)
発売予定日 2021年4月1日
サイズ H 297mm x W 223mm
ページ数 292ページ
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@nekonoizumi

「世界という劇場。写真の森と顔の山。見る見られるの束縛された関わりの中 「私」はこの舞台の何処にいるのか?…」
⇒Ryu Ika
『The Second Seeing』
赤々舎 www.akaaka.com/publishing/ryu

posted at 22:24:51

@nekonoizumi

「…中国内モンゴル出身のRyu Ika は、2019年に第21回写真「1_WALL」グランプリを受賞し、翌年に個展「The Second Seeing」を開催した。

写真プリントとモニターを用いた大胆なインスタレーションは、様々な撮影地や被写体自体を飛び越えたイメージの関連性と律動に満ち、…」

posted at 22:26:27

@nekonoizumi

「…空間全体を劇場に見立て、その世界に充満する視線の中、観者の位置を鋭く問うものだった。

本書は、その展示から発展し、見る人を本という劇場に招き入れる。

マンガ本のような手触りのページをめくるごとに、ユーモアと違和感が綯い交ぜとなった多様な登場人物を見る。…」

posted at 22:26:27

@nekonoizumi

「…反転する表裏やレイヤー、そこからの逸脱を見る。と思えば、不意に差し挟まれた顔の圧に曝され、その視線から逃れられない。登場人物は、時にページの展開の中で互いを見、プリントされ折り畳まれ、目を閉じたり、臓器のように再構成されたりする―。…」

posted at 22:26:28

@nekonoizumi

「…人は常に見られている。見られていない世界は存在しない。現代社会に張り巡らされる検閲や、見る見られるの関係性、さらにRyu Ikaは、「自分の中で『他人の目』という存在を分裂させて、常にこの自分の中にある『他人の目』に監視されている」とする。「第二の性」に対しての「第二の観察」。…」

posted at 22:26:28

@nekonoizumi

「…人間の有りようを根底から問い、さらにその上に、未知の存在を窺わせる。

故郷内モンゴル、留学先の日本やフランス、旅で出向いたエジプトなど、スナップで蒐集した現実の欠片にノイズをかけたり、出力紙に手を加え、現実からデータ、データから現実を行き来する。…」

posted at 22:26:28

@nekonoizumi

「…その中に打ち込まれる自分の意識を通して、写真を作品化する衝迫に本書は貫かれている。流動し、エネルギーが連関するこの世界という劇場。作家も見る人も、舞台の反射の光に照らされている。」

posted at 22:26:28

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