目次あり。「近年、語用論の発展はめざましいものの、歴史語用論や社会語用論に比べ、日本語の地理的側面についての語用論は遅れている。本書はそうした状況を踏まえ、方言学の世界に語用論的な見方を導入し、…」
⇒小林隆
『語用論的方言学の方法』
ひつじ書房 https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1150-2.htm…

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「…新たな方言学を切り拓こうとするものである。対象は言語行動、談話に留まらず、オノマトペや感動詞の運用、文法論との接点に及ぶ。また、それらの現象を背後から操る「言語的発想法」の地域差をあぶり出そうとするところに特色がある。」

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第6章　挨拶における定型性の地域差　談話から見た朝の挨拶

第7章　挨拶表現と発想法の地域差　入店の挨拶を例に

第8章　儀礼性と心情性の地域差　弔問の会話に見る

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第9章　婉曲表現と発想法の地域差　「死」を表す表現について
1. 語彙的な要素と「言語的発想法」
2. 加工性から見た語彙
3. 死ぬことを表す婉曲表現
3.1 資料、および、表現の分類
3.2 表現の種類と具体例
3.3 婉曲表現の地理的傾向
4. 婉曲表現の発想法

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